CAに向いていないと感じた人の特徴【元CAの実体験】

CAは華やかで憧れの仕事、

そう思われることが多い職業です。

実際、向いている人にとっては

とてもやりがいのある仕事だと思います。

一方で、私自身は4年間働く中で

「これは向き・不向きがはっきり分かれる仕事だ」と

強く感じるようになりました。

この記事では、

私の経験をもとに

CAに向いていないと感じた人の特徴について

正直にまとめています。

①規則正しい生活を大切にしたい人

CAの勤務は、早朝・深夜・長距離路線などが組み合わさり、

生活リズムが大きく乱れやすい仕事です。

前日に早朝出社をしたかと思えば、

翌日は深夜便に乗務する、といったスケジュールも珍しくありません。

また、天候や機材変更、欠員などによって

直前で勤務内容がかわることもよくあります。

あらかじめ生活リズムを整えたり、

決まった時間に睡眠をとることが難しいと感じる場面も多くありました。

不規則な生活でも問題なく順応できる人にとっては、

大きな負担にならないかもしれません。

しかし私の場合は、

生活リズムが安定しないことが

体調や気持ちの面に少しずつ影響していきました。

「規則正しい生活を大切にしたい」

「毎日同じリズムで働きたい」

そう感じる人にとっては、

CAの働き方は想像以上に負担が大きいかもしれません。

②環境が変わると眠れない人

国際線の乗務を含む場合、

長距離路線では勤務時間が15時間を超えることも多く、

基本的に2時間ほどの仮眠時間が設けられています。

常に緊急事態に対応できる状態を保つためには、

この仮眠時間にしっかりと睡眠をとり、

体力を回復させることがとても重要です。

しかし、機内という特殊な環境や、

業務中であることによる緊張感もあり、

私は乗務に慣れてからも、

仮眠時間にうまく眠ることができませんでした。

その結果、後半の業務に集中しづらくなったり、

睡眠不足による頭痛や吐き気など、

体調に影響が出ることも何度もありました。

また、特に国際線では、

現地での人員補充が難しい場合も多く、

「欠員を出してはいけない」という

精神的なプレッシャーを感じる場面もあります。

これらは、気合いや努力だけで

どうにかできる問題ではないと感じます。

環境が変わると眠れなくなるタイプの人にとっては、

長距離路線の乗務は、

特に負担を感じやすいかもしれません。

③自分の裁量で仕事がしたい人

CAの仕事は、安全を最優先にするため、

業務内容や判断基準が細かくマニュアル化されています。

チームで同じクオリティを保つことが求められる分、

個人の裁量で動ける範囲は限られています。

私自身も、決められた役割を正確にこなすことには

責任とやりがいを感じていました。

一方で、経験を重ねるにつれて、

「自分なりの工夫」や

「自分だからこそできたこと」を

発揮できる場面が少ないと感じるようになりました。

業務の流れや対応はあらかじめ決められているため、

良くも悪くも、個性を出す余地は多くありません。

自分で考えて試したり、

裁量を持って仕事を進めたいタイプの人にとっては、

物足りなさを感じる場面もあると思います。

決められた枠の中で

安定した仕事をすることに安心感を持てる人には

向いている環境ですが、

自分の判断や工夫で価値を生み出したい人にとっては、

少し窮屈に感じられるかもしれません。

④成果や努力を正当に評価されたい人

CAの仕事はチームで成り立っているため、

個人の成果を数値で示すことが難しい側面があります。

また、乗務のたびにメンバーが変わることや、

評価を行う立場の人も多数いるため、

その基準や捉え方にはどうしても差が生まれます。

私が感じていたのは、

どれだけ日々の業務に真摯に向き合っていても、

評価が必ずしも努力と比例するわけではない、

という点でした。

年功序列を基本とした制度の中では、

昇進や評価のタイミングも

周囲とほぼ同じペースで進んでいきます。

そのため、頑張ることで明確に差がつく、

という実感を持ちにくいと感じることもありました。

安定した評価制度に安心感を持てる人にとっては、

働きやすい環境だと思います。

一方で、自分の成果や成長を

評価として実感したい人にとっては、

やりがいやモチベーションを保ちにくい

場面があるかもしれません。

⑤仕事に強いやりがい・社会的意義を求めたい人

CAの仕事は、多くの人に安心や快適さを提供する、

大切で責任のある仕事です。

一方で、日々の業務は

すでにある程度の余裕を持った方々に対する

サービスが中心になる場面も少なくありません。

それ自体が悪いわけではありませんが、

私自身は次第に、

「誰かの役に立っている」という実感や、

社会に対してどのように貢献できているのかを、

強く感じにくくなっていきました。

緊急時対応や特別なサポートなど、

本当に必要とされていると実感できる瞬間もあります。

そのような場面では、

この仕事の意義ややりがいを

強く感じることができました。

ただ、日常業務の多くが

同じ流れの繰り返しになる中で、

「この仕事を通して、

自分は何のために働いているのか」

と考える時間が増えていったのも事実です。

仕事に明確なやりがいや、

社会とのつながりを強く感じたい人にとっては、

CAの仕事は、

価値観とのズレを感じる場面があるかもしれません。

⑥それでもCAの仕事が向いている人

ここまで、CAの仕事で負担に感じやすい点や、

向き・不向きが分かれやすい部分について書いてきました。

ただ、これらはあくまで

私自身の価値観や体質をもとにした感じ方です。

実際、CAの仕事は

・人と関わることが好き

・決められたルールの中で安定して働きたい

・チームで協力しながら仕事をすることにやりがいを感じる

・誰かの移動や時間を支えることに価値を見出せる

・プライベートを充実させることに重きを置いている

こうした考えを持つ人にとっては、

とてもやりがいのある仕事だと思います。

また、体調管理や不規則な生活にも順応でき、

環境の変化を楽しめる人であれば

CAという働き方を長く続けられる可能性も高いと思います。

向いている・向いていないは、

能力や努力の問題ではなく、

価値観や体質との相性です。

CAという仕事に惹かれている方は、

華やかなイメージだけでなく、

実際の働き方や生活リズムも含めて

自分に合うかどうかを考えてみてほしいと思います。

まとめ

CAという仕事は、

良い・悪いではなく

合う・合わないがはっきり分かれる仕事

だと感じます。

この記事が、

CAを目指している方や、

いま悩んでいる方が

自分に合った働き方を考える

きっかけになれば嬉しいです。


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